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浸水時の対処方法

海に出て小型ボートで釣りをしていると、時には海が荒れて船内に海水が入ってくることがあります。
少量なら未だしも大量に入ってくると沈没してしまうんではないかと不安に思い、とても釣りどころではありません。
しかし、 インフレータブルボートは、船内に幾ら海水がはいってこようと、ひっくり返らないかぎり沈没することはありません。
例えひっくり返っても沈没するようなことは空気でも抜けないかぎりありえないことだと思います。
このページでは、インフレータブルボートで釣りをしていて船内に海水が入ってしまった時の対処方法を今までの経験を基に、説明します。

セルフべーラー(排水栓)を抜く

インフレータブルボートに限らず、自動排水ではないボートに海水が浸入してきた場合、まずやらなくてはいけないことは侵入してきた海水を抜かなければなりません。
セルフべーラ―は船尾の真ん中の下の方に付いているので、操船者が手を伸ばして抜きます。
栓を抜いたからといって、どんどん海水が入ってくるかというと、全然そんなことはありません。
全く入ってこないかというと、私のボートの場合はエアーフロアー(船底がチューブ式で中に空気が入っている)でその下に排水口があるため視覚では確認できないため、わかりません。
ですが、入ってきたとしても小さな口なので動いていない状態でしたら大した量ではありません。
沖に出ていてボートの栓を抜くということは最初は非常に怖いことですが、初心者の方はむしろ最初から馴れていた方が後々に有利だと思います。
いざという時は栓を抜けば全然怖いものはないということが実体験で身につくからです。
私の場合、はじめてボートのセルフベーラ―を抜いて船内の海水を抜いたのが、未だ自分のボートを持つ前にボートをレンタルした時だったのですが、海上でとても躊躇した覚えがあります。
散々釣りをした後、穴を塞いでいたガムテープが徐々に剥がれてきて、徐々に海水が入り込んできました。
2人で釣りをしたのですが、最初は同乗者が 持っているバケツで掻き出しながら、私が操船をしてゆっくりと帰路に向かっていました。
しかし、段々と1人では追いつかなくなり、私も掻き出しながら操船をしなければならなくなってしまいました。
騙し騙し途中までそのような状態で帰って来たのですが、もうこれ以上進めないというところまで海水が入っていたのでここで断念。
そうなると、後はセルフベーラ―を抜くこと以外、もう手段がありません。
沈没したときは沈没したときだ!!。
一か八かという思いで栓を抜き、すぐさまボートを走らせました。

船内の海水を抜く

次にやらなければならないことは、滑走して船内の海水を抜くという動作です。
滑走することで船内の海水は徐々に抜けていきます。
ひとまず、安心できるひとときです。
私のボートの場合、排水口にプラスチックの荒い網目状の栓が付いているので結構時間がかかって徐々に抜けていくという感じですが、以前レンタルしたボートでは見る見る抜けていく様子が確認できる状態でした。
今度は自分のボートでのお話ですが、沖合い3海里で釣りをしていたときに再び、船内に海水が入って来た時がありました。
その時は風が強く海がかなり荒れていて、上の方から波を被ってしまい、その波が船内に徐々に溜まってしまったという状態でした。
いざ、帰ろうとエンジンをかけて帰路に向かおうとすると、ボートが溜まった海水で重くなっていて、波に対しての反応が鈍くなり、さらに波が入り易くなるという悪循環となってしまいました。
以前、レンタルボートで栓を抜いて船内の海水を抜いたことがあった私は多少の躊躇はありましたが、容赦なく栓を抜くことができました。
栓を抜き、ボートを走らせてみたところ、「あれ!?前に抜いたときみたいに船内の海水が抜けていかない!!」と思い、あわてて1回抜いた栓を船尾に左腕を突っ込んで探しました。
私の載っているインフレータブルはセルフベーラ―が紐に繋がれていて、その長さはセルフベーラ―を船内に入れることができないくらい短いものでした。
なので、栓を抜いて走らせるときに抜いた栓を海水の中に入れっぱなしで走らせることしかできませんでした。
それを再び栓をするために手で探って探したのですが、ややあせっていたこともあり見つけることができなかったのです。
(その時は無我夢中だったのでそうしましたが、後になって改めて栓を抜いてみると、栓を船内に入れることができました。)
その時は、セルフベーラ―自体が海水の圧力で繋いでいた紐が切れて無くなってしまったのだと思いました。
残された手段はただひとつ、このまま一揆に戻るしかない。
そう思い、一心にフルスロットルで走り続けました。
「最悪、ボートが海水で重くなっているので、波に船首を突っ込むかもしれない。」
「波に船首を突っ込んだら、それこそボートいっぱいに海水が入ってしまうが仕方がない」
「セルフベーラ―を無くしてしまった今となっては、同乗しているキム兄には申し訳ないが勘弁してくれ!!」
と思いつつ 、一心不乱に走り続けました。
すると、どうしたことでしょう!!
今まで重くてスピードが出なかったボートのスピードが徐々に上がっているではありませんか!!
気が付くと、船内の海水がすべて抜けており、普段よりもスピードが余計に出ていました。
その時、はじめて「助かった!!」と実感しました。
後で陸に上がった際にセルフベーラ―を確認したところ、ちゃんとボートにぶら下がっておりました。
話が長くなりましたが、言いたかったことは排水にはボートにより個体差があるということです。
私の場合、このように自分のボートの滑走による排水が目で見て、とても排水されているとは思えなかったため、自分のボートは排水されないのだと決めてかかっていました。
これを読んだ方が同じようにセルフベーラ―を抜いて船内の海水を抜こうと思った時に、
「あれ!?海水が抜けていかないぞ!!」
「あそこに書いてあったことはうそではないか!!」
などと、同じ間違えをしないためにこちらに記載致しました。
あの時、私が左腕を突っ込んでセルフベーラ―をもし見つけていたら、すぐに栓をして船内に海水がいっぱい溜まった状態でもっと危険な目に遭いながら、帰っていたことでしょう。
あるいは、落水していたかもしれません。
そして、今頃はセルフベーラ―を抜いて海水を排出しようなどとは当然考えていなかったでしょう。
もうひとつ大事なことを忘れていましたが、私のボートには先ほどお話をしました プラスチックの荒い網目状の栓が付いているのですが、それにはさらにゴム状のパッキンが付いていました。
そのパッキンを私は購入してからすぐにはずしましたが付けっ放しにしていると、さらに排水が悪くなることが想定されます。
プラスチックの栓の内側に付いていたか外側に付いていたかは忘れましたが、外側に付いていれば排水の際にはずれて無くなってしまうだろうし、内側に付いていれば滑走しても殆ど水が出て行かないのではないかと思います。
あのパッキンはなんの為に付いているのか、よくわかりません。
説明書にも書いていなかったような気がします。
どなたかご存じの方がおりましたら、当サイトの掲示板にでもご回答願えれば幸いです。

再びセルフべーラー(排水栓)をする

船内の海水が抜けたら今度は再び栓をします。
そうすることによって、再び快適に釣りをすることができます。
そのまま陸上がりをするのなら別ですが、続けて釣りを続けようと思っているのなら、そのときは再び栓をしなければなりません。
再び栓をすると一言でいうのは簡単ですが、実はこの作業が一番難儀な作業です。
というのは、折角滑走をして船内の海水を出してもスロットルを戻してボートを止めようとすると、再び排水口からドバッと海水が入ってくるのです。
出ているスピードが速ければ速いほど、急に止まったときのその量はとてつもなく大量となります。
あれほど時間を掛けて出したものが、ものの見事に元に戻ってしまうとは言いませんがある程度は元に戻ってしまいます。
そのようなことにならないためには、完全に海水が抜けた後はスピードを落として真っ直ぐ走り続けます。
止まらない限りは大丈夫なので、ゆっくり走りながら自分の進む方向に障害物が無いことを確認して、左手に栓を持ち、すばやく船尾の下に付いている排水口に栓をします。

エクステンションバーのススメ!!

先ほども申しましたとおり、再びセルフべーラー(排水栓)をするという作業は言葉でいうのは簡単ですが、一人でやろうとすると一番難儀な作業となります。
幸い、同乗者がいるという場合、私はエクステンションバーの利用をオススメ致します。
船内の海水を抜いてからだと、誤って止まってしまった時に船内に海水が戻ってきてしまう恐れがあるので、抜く前にエクステンションバーを船外機のスロットルに取り付けておきます。
同乗者がボートの操船免許を所持しているのであれば、船内の海水を抜く処理はどちらが操船しても構いません。
(昔は誰か1人でも免許の所有者が乗船していれば、免許を所有していない同乗者も操船できましたが、今はできなくなったように思いました。間違っていたら御免なさい。)
海水が抜け、スピードを緩めた状態の時にエクステンションバーを伸ばして前にすわっている同乗者に操船をバトンタッチします。
前にすわってる 同乗者はそのスピードを維持し、真っ直ぐ前に向かって走行します。
こうすることによって、元々の操船者(後部座席にすわっている人)は排水口に栓をすることに専念できます。
同乗者が操船免許を所持していない場合はどうするのかって!?
そういう場合でもほんの少しの場合だけお願いしてもいいのではないでしょうか!?
事情を説明すれば、海上保安庁の方もわかってくれるのではないでしょうか!?
背に腹は代えられません。
以上のようなことから、私は絶対にエクステンションバーは必需品だと思います。
私はやっと最近購入致しましたが、真っ先に購入するべきでした。
船内にビルジポンプをセットして排水するなどと考えないで、エクステンションバーを真っ先に購入するべきです。

私が購入したエクステンションバーです。

伸ばすと最大1mにもなり、前席にすわっている同乗者にもその位置で操船してもらうことが可能です。
このエクステンションバーの注意点は、このエクステンションバーは延長時、エンジンに向かってグリップ側を右か左に廻して固定されるような仕組みになっています。
うっかりエンジンに向かって右に廻して固定をして操船をすると、スロットルはエンジンに向かって左に廻してパワーを上げるようにできているので、滑走している途中で緩む可能性があります。
エクステンションバーを固定する時は必ずエンジンに向かって左に廻して固定することが必要です。

私はこちらで購入しました。

こちらでは大量入荷でローコストで販売しているそうです。
対応もよく、注文した翌日には発送してくれました。
ちょっと残念なのは、クレジットカードが使えませんでした。

最近では・・・

再び私事で恐縮ですが、最近の私は朝ボートで沖に出て行く時には栓を抜いて中に溜まっている水を出しながら、ポイントに向かいます。
なぜ、出発時に水が溜まっているのかというと、前回の釣りをした後の洗浄した水が船内に溜まっているからです。
釣りを終えてからボートを真水で洗浄しているのですが、栓を抜きっぱなしで保管していても水は完全に抜けてくれません。
雨水が溜まるということもあり、それならば釣りを開始する前に全て抜いてしまえばいいじゃないかということで、栓を抜きながらポイントに向かいます。
完全に出し切った状態で釣りを開始した方がより一層釣りが快適にできるので、一石二鳥です。
釣りをしている間、再び海水が船内に入ってくるようなことがあれば再び帰りに栓を抜いて海水を出しながら帰ってくるといった具合です。
気を付けなければいけないことは、海にエントリーする時はバックででエントリーするため、栓を抜いている状態でエントリーをすると、いきなり船内に海水が入ってくるということになります。
エントリー時は栓を付けたままでエントリーをして、沖に出て滑走する直前に栓を抜いて滑走するように気を付けています。