1.入力ファイル

入力ファイルは、EAGLEもしくはLOWRANCEで記録したログデータを付属のソナービューアで出力したCSVファイルを入力ファイルとしています。

改行コードは『CR+LF』とします。

2.採用データ

CSV上の項目にはそれぞれ『varid』項目が付いており、T(TRUE),F(FALSE)が設定されている。

Tは真を現し、Fは偽を現す。

水深データ及び座標データのそれに注目し、両項目の『varid』が真のものを対象データとしています。

それでもごく稀にエラーデータは存在します。

3.出力ファイル

出力ファイルは『魚探データ』フォルダー内のエクセルシート『ptn.xlsx』を基にコピーして作成され、ファイル名は『緯度-経度.xlsx』という名前で1海里分毎に出力されます。

なので、世界のどこででも使用可能です。

既に存在するファイルは更新され、既存しないデータは新規に作成されます。

『魚探データ』フォルダー内直下に出力されます。

海底地形図作成ツール仕様解説‐1

水深の表示

各マス目には水深が表示されます。

5m毎にカラーが変わります。

5m,10m,15mと5の倍数毎に赤で表示されます。

潮の満ち干きや波等によって1〜2mの誤差は当然発生します。

マス目のスペースの関係上100mをA,110mをB,120mをC・・・・・・・・と表示しておりますが、実際に数値を確認できるのはエクセルシート上のみでPDFに落とすと表示できないものが「#」で表示されます。

実際に印刷した場合はカラーでのみの判断となります。

画像をクリックするとPDFファイルを開くことができます。

海底地形図作成ツール仕様解説‐2

1m毎に色を変えたものも作りました。

上記の5m毎ではわからない根の情報なども1m毎ではご覧の通り見つけることが可能です。

各マス目には水深が表示されます。

1m毎にカラーが変わります。

10m毎に赤で表示されます。

100m毎に青で表示されます。

潮の満ち干きや波等によって1〜2mの誤差は当然発生します。

マス目の水深を示す数字は1桁なのでPDF上でも確認することが可能です。

10m台の水深は最寄の赤色の水深より判断します。

100m台の水深は最寄の青色の水深より判断します。

無い場合は100m以下ということになります。

海底地形図作成ツール仕様解説‐3

4.フォルダーの中身

フォルダーの中身は以下のようなファイルで構成されています。

海底地形図作成ツール仕様解説‐4

CSV:CSVに変換後のデータを入れるフォルダー(システムで使用)

PDF:PDFファイルを入れるフォルダー(システムでは未使用)

原本:採集したデータを入れるフォルダー(システムでは未使用)

GPS.xlsm:海底地形図作成ツール本体(システムで使用)

ptn.xlsx:海底地形図の雛形(システムで使用)

以上のファイルが魚探データというフォルダーに入っています。

これでワンセットです。

当ツールは、EXCEL2007で作成しています。

旧バージョンはEXCEL2003です。

EXCEL2003では、EXCELの制限上横の座標がMAX256までしかとれない為、内部で4つのシートに別れています。

EXCEL2007では横の座標が1000とれるので、内部は1つのシートとなっています。

但し、EXCEL2007はまだまだ不安定です。

EAGLEもしくはLOWRANCEのGPS魚探をお持ちの方で興味がある方はお問い合わせより

EXCEL2003・EXCEL2007を明記の上ご一報ください。

たいした物では御座いませんが宜しかったら差し上げます。